ハイパー都市模型。ネオ田子坊。ヒマラヤ建築。

フィールドワーク記事も終盤にさしかかってきました!
あと2回の更新です!

先週の金曜日に回ってきた敷地をサクサクとまとめていきます。



宝山万达广场






上海地下鉄の外れにあるショッピングモールです。


内部空間はとても広くて、雰囲気はイオンモールアピタと似ていました。最上階に映画館を持ってくるところとか。

日本のショッピングモールと決定的に違うところが外部にもモールが展開されているところ。
施設自体は出来上がっているのですがまだテナントが入っていないらしく、どの張り紙で覆われていました。
規模の割には利用者が少ない印象だったので、このまま外部にテナントを呼び込んでも収益は上がらないのでは無いようにも思えます。

この敷地は今回のサマプロ課題の敷地となるので、その時に再度詳しい考察を進めます!




上海M50创意园



上海で僕の大好きな場所の一つです。
倉庫をリノベーション•コンバージョンして創意園として再生したアートスポットで、作品の展示場だけでなく、アーティストのアトリエやカフェ、本屋さんがあります。
今回は時間の関係でアーティストのアトリエには入れなかったのですが、アトリエではそこで作られている作品を現地購入することもできるんです。
アートに興味がある人が、アーティストと直接繋がれる場所がこういう風にあって良いですよね。



新天地






田子坊が古民家をそのまま使って商業施設とするなら、新天地は古民家を一回取り払って、同じように作り直した商業施設です。
基本的にカフェやバーがテナントとして入っていて、中国の人よりは欧米人が多く利用している様子でした。



上海城市规划展示馆




ここは名前の通り、上海の歴史を色々な手法で展示している施設です。
地方からきた中国人や外国人観光客をちらほら見かけました。
人が少なかったのは30元の入館料のせいでしょうか?

何より、最上階にある上海の都市模型がすごい。。。



上海博物馆




ここも名前の通り、上海の歴史的な物を展示している博物館です。
入館料は無料で、展示館から歩いて5分ほどの場所にあり、入館時の持ち物検査が原因で入り口で行列ができていました。
中も多くの人で賑わっていて、博物館の静かな雰囲気よりはレジャー施設に近いような気がしました。
これはこれで、活気づいてて良い雰囲気です。



上海卓美亞喜瑪拉雅酒店
(写真は後でupします!)
磯崎さんの建築です。タクシーで視界に入った時から圧倒的な存在感を放っていました。
うねうねしたコンクリートの下は開放感ある外部空間で、ビュッフェの準備が進んでいました。
外側は出来上がっているようなのですが、中はまだテナントが入っていないようで残念ながら見ることは出来ません。
中国の勢いを感じさせてくれる建築ですね。



海浦东嘉里大酒店

近くにあった商業建築で、北京の三里屯に似た雰囲気のショッピングモールでした。
外部と内部がそれぞれ分散された入り口で繋がっていて、外側には飲食系のテナントが中心に入っています。



明日からこれまでフィールドワークを行った敷地を舞台にした半日設計が始まるそうです!
続々とブログにアップしていくのでお楽しみに!